| コーンビーフのおもひで |
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| それはまだ、私が花も恥じらう乙女(の、かなり終わり)だった頃。アメリカ人である主人と付き合い始めて間もない頃であった。当時主人は海軍の船勤務で、駐在場所の横須賀を基点に乗船勤務義務をはたしていた。おりは湾岸戦争まっただなか。長期間の乗船予定で、セントパトリックスデイの時期に帰ってくるとだけ知らされていた。
出航前にセントパトリックスデイの習慣について本人から小耳に挟んでいたので、帰りを待ちつつ特別料理を作る事にした。情報は「ポテトとコーンビーフを一緒に食べる」ということのみ。今でこそインターネットで簡単に調べる事が出来ますが、当時一人暮らしをしていた私にはそんな便利なものはありません。
そして当日。私が作ったのは粉ふきいもに缶詰のコーンビーフを混ぜ込んだものでした。お粗末。まてどくらせど想い人は戻ってこず、寄港が大幅に遅れたのでした。国家機密とかで家族にも知らせる事を禁じられていて、婚約者にすらなっていなかった私には知る由がありません。懐かしい思い出ですが、主人の目に触れなくって幸いでした。
今年のコーンビーフ料理 
洋食に関しては主人が料理担当です。私は和食一辺倒。 昔料理学校を出て料理人をしていたぐらい料理好きなので材料の仕入れからこだわりをもっています。
☆ 用意するもの ☆ コーンビーフ 約3kg(ラグビーボールほどの大きさ) ジャガイモ 中6個 芽キャベツ 直径3cmほどのものを14〜5個 岩塩と各種ハーブ、胡椒の実
コーンビーフ用の肉は1週間前に岩塩を擦り込んでおいて冷蔵庫でしっかりと寝かせます。深めのトレーに水を2cmほど張って肉をのせ、上部にハーブと胡椒の実をちらします。ホイルで上部を覆ってからオーブンの中に。低温でじっくりと4〜5時間ほど加熱します。 食べる1時間ほど前に、トレーの中の水を半分ほど捨て、ジャガイモと芽キャベツを丸ごと放り込みます。 (トレーの中の水は岩塩が溶けてかなりしょっぱい!)
出来上がったお肉を筋肉に対して垂直になるように切ると、スタンドグラスのように肉と脂肪分が浮き上がって見えてとてもきれいです。肉の厚みはお好みで。わたしは出来うる限り薄く切るのが好きです。
余った肉は、サンドイッチの具などに良くあいます。もし、コーンビーフ用の肉が手に入るようでしたら是非お試しください。ただし、手間ひまかけた割には、味としては缶詰とあんまりかわらないかも。
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03/25(水) | コメント(0) | うまかもん | 管理
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