モザイクの波紋
 
点頭てんかん(ウエスト症候群)になった女の子のおっかさんが綴る日常の一コマ
 

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発病

2000年7月11日、娘がおかしな動作をするのを目撃した。ふん~っと唸りながら両手を上に挙げて気張るような動きをしゃっくりぐらいの間隔で5分ほど続けていた。なんにも知らない私は「な~にやんてんのよ。また便秘かしら?」なんて軽い気持ちで見守っていた。発作はその日の夕方また起こした。


翌日親しい友人宅に遊びにいった。1ヵ月ほど旅行をして帰ってきたばかりであうのは久しぶり。保健所の母親学級で知り合った気心のしれた気持ちの良い友人達である。それぞれ同じ月齢の赤ちゃんがいるのでなにかとあつまってお喋りに華をさかせているのであった。その時もまた発作をおこした。「元気がなくってかわいそうね」そう娘のことを友人がいったが旅行の疲れだとか時差がのこっているのかもしれないと対して気にもとめなかった。「娘が昨日から変動さをするのよね~。」お喋りのあいまにそんなことをいった。うつ伏せに眠っていた娘が「っんふぅ~っ」という声を発しているのを聞いた。「そうそう。この動作なの。」と私。まだお座りできない娘をその動作がよく見えるように仰向けに寝かしかえた。なんにも知らない私は、その動作がこっけいに思えて笑った。本人はとてもまじめな顔をして気張っているし、病気だなんて毛ほどにも思わなかったから。それからまた談笑するうちに娘が火が付いたように泣き出した。とてもとても大きな声でなくので近所中に響き渡った。結局なかなか泣き止まないので名残惜しい気持ちを押さえながら友人に自宅まで車で送ってもらった。これが娘が自発的に泣いたのが最後だった。(治療後は復活しましたよ)


予想とはうらはらに発作は毎日2~3回ほどおこし続けた。そのうち主人が娘の様子がおかしい事に気付いた。すなわち感情をまったくあらわさなくなったのだ。認めたくなかった。ゆすったりおもちゃで気をひいたり呼びかけたりしてみても無心におしゃぶりをちゅくちゅく吸うだけであった。。。。。。おかしい。。。。。目さえ合わせてくれなくなった娘をみつめながら、ただただ静かに鳴咽をもらした。人間の体からこれほどまでに水分がでるのかと思いながらも涙が止まらなかった。


主人に付き添ってもらって病院に行くことにした。



02/17(火) | コメント(0) | 点頭てんかんとは? | 管理

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